コーヒーショップとかカフェ、喫茶店に行くことはありますか?
↑列挙したけど、コーヒーを飲むお店のこと、なんと呼ぶのがいいのかな?って疑問が湧いてきて。
日本語を使いたいところなんだけど、「喫茶店」って、もうイメージが固まりすぎてて。
昭和だよね。
別にそれが悪いんじゃないんだけど、”喫茶”の”茶”の部分はお茶とか、ティー、もちろんコーヒーなど飲み物のことを指すとして、”喫”は?
これ、「喫」って辞書引くと『飲む、食う、喰らう』の他にも『口にする、噛む、身に受ける』と少し広めの意味がある。
であるならば、「喫茶店」という名前はとても良いネーミングだったんだね、って思える。
皆さんのイメージはどお?
自分は、、、喫茶店の喫は、煙草を吸う「喫煙」の喫のように思ってしまってる。
確かに、口にするとか口から喉を通して腹に何かを入れるという辞書通りの意味には合ってる。
実際、「一服しよう」って言う時、自分はお茶やコーヒーを飲みに行くことを指すけど、タバコ吸う休憩のことを思う人もいるよね。
それで、喫茶店というと煙草の煙が漂ってる雰囲気を思い浮かべてしまう。
話が横道にそれました。
珈琲を飲む場所の呼び方の話に戻します
カフェって言うのが今は一般的かな?
一番通じるよね。
自分の中ではカフェって言うと少し小洒落たお店ってイメージかな。
チェーン店の作りこまれた雰囲気の店でもそうだし、マスターの嗜好が色濃く反映しているような個人店も雰囲気が小洒落てるとカフェ。
落ち着いたというか、雰囲気が大衆休憩所的な感じだと喫茶店。ファミレスより少し大人向けなコーヒーもブレンドだけじゃなくて豆の種類が選べる、、、みたいなところ。
偏見だけどね笑
コーヒーショップって言うのは例えばドトールとか。
メニューがほぼコーヒーと軽食の数種類しかない、なんなら椅子も高めでどっかりと腰を据えないようなところ。そんなイメージ。
コーヒーを飲むと言うより、他のことをするための時間をコーヒーをついでに頼んだみたいな。
時間調整とか、商談や相談事の前の軽く情報整理とかする時の臨時の自分スペースみたいな使い方かなあ。
まあ、ここにあげたのは全くの自分の思い込み。偏見ですが。
カフェって言葉が気になってちょっと調べてみた。
これ、そもそも何語?
「cafe’」というのはフランス語で珈琲のことを言うそうです。
それが転じて珈琲やその他飲食を提供するお店のことをカフェと言うようになったと。
これはUCCコーヒープロフェッショナル株式会社がプロデュースするカフェを経営する人のためのブログの発信なので、信じておきましょう。
そのブログによれば、カフェが初めてスタートしたのは1888年(明治21年)のこと。
「可否茶館」という名前で、「コーヒーを飲みながら知識を吸収し、文化交流する場」として開業したんだそうです。
これ、けっこう良いね。
カフェって言葉で珈琲だけでなく、知識や文化交流までを意味として含んで始めたって、定義とネーミングのセンス、いいわ〜。
これが今のカフェに繋がってるのかなと思う。
実は「カフェ」というのはその由来の言語を母国語とする人にすれば珈琲という飲み物のことだった、、、
そこで、冒頭の列挙になるわけです。
「場所」の事を表したいのに、「飲み物」を指す名詞の言い方でいいのか?って疑問。
まあ、「〜が転じて〜の事を指すようになった」みたいな話はたくさんあるんだろうけどね、日本語には。
けど、ちょっと気になると知りたくなるのがottsoの性分。
珈琲は好きです。それは多分フランス人だってそうでしょう。
けど、ottso自身はとくにフランスに思い入れはない。全く。
唯一のフランスへの思い入れといえば漫画「ベルサイユのばら」の舞台だったということくらい。
あ、また脱線した笑
で、同じ珈琲の事を指すならば、イタリアではいけなかったのか?って。
イタリアが好きなので。これも偏見です(笑)
よく知らないくせに、イタリアのセンスが好きって信じ込んでる。
で、まあ、調べました。
イタリア語では珈琲のことを「caffe’」と表記するそうです。
読み方は日本語チックにいうと「カッフェ」となるそう。
実際どんなふうに発音するのかは聞いたことないので知らないけど。
イタリア人はご存知、珈琲大好き民族だよね?
以前、知人がイタリアに旅行した時にコーヒーが美味しくて感動したって言うのを聞いてすごく羨ましかった覚えがあるなあ。
さて、フランスでは「cafe’」(カフェ)
イタリアでは「caffe’」(カッフェ)
と言うのが珈琲のことを指す、と。
お国によって色々だなあと思うことがありまして、同じコーヒーのことを指す言葉でも
イタリアでcafoe’カッフェと言うとエスプレッソのことを指すそうです。
ドリップコーヒーのことじゃないんだ。
この部分は、例えば
米と言えば、白米のことを指すのか、玄米のことを指すのか、五分づきなのか。
或いは雑穀米のこと指すのか、地域によって違いますみたいに考えたら分からないこともないか。
ところで、エスプレッソ、あの量が少なくって濃い〜やつね。
アレをカウンターでクッと飲んでサッと帰る。
んー。なんだかカッコ良い笑
この感じ、やっぱりイタリアの感覚って好きだなあ。 偏見だけど。
因みにイタリアではエスプレッソやカプチーノ、いろいろあるけど
飲み方にハッキリと習慣的なきまりがあるんだって。
カプチーノは朝の飲み物。エスプレッソは(いつでもOKだけど)食後に飲むとか。
これは、、、文化だよね。
日本でもお茶に関してはそういうのあるのかな?よく知らないけど。
飲み物である珈琲のフランス語が転じて「カフェ」となったように、イタリア版で考えたらカッフェでもよかったんじゃない?、、、とも思うんだけど、定着してはいないよね。
まあ、そもそも外国語のことだから発音がカフェなのかカッフェなのか日本人が発音した時点で曖昧だけどね。
これ、調べ始めたら面白くて。
エスプレッソの飲み方とか、イタリアでの珈琲習慣とか、面白い話がたくさんあった。
続きはまた今度別な時に。
思いつきが思わぬ次数の記事になってしまったよ。
また、『まとまらない記事あげちゃって』って笑われそうだ。
まあ、エスプレッソ飲みながら聞き流す話としてきいておいてね。
長すぎるか(笑)
『だから「2杯目のエスプレッソ」って名前になったんだよ』って話。えへ。
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